幸先坂
品川駅から六本木駅までバスに乗りました。私が普段使っている江ノ電バスや京急バスとはバス利用者の客の雰囲気の違いに驚いた。麻布十番あたりになるとハーフの子供とか、marimekkoを着たナチュラル系お母さんとか、ブラウンでトータルコーディネートされたおしゃれなおじいさんとかが乗ってくる。
シルエットのきれいなワンピース、鮮やかな色合いのミモレ丈スカート、下北で買ったフリルのブラウス、猫の顔がついたバレエシューズ、お母さんのお下がりのCOACHのバッグ、ずっと欲しかったベレー帽。
身の丈に合ったものを着て、似合うようになりたい。自然体で飾らない人になりたい。
やりたいことはあるのになかなか踏み出せないでいる。早くしないと、タイムリミットがある。わたしがやりたいことはそういうもの。
人生はやり直せません。失敗は積り、成功は過去のものとなり消えて無くなる。今を積み重ねていかないと後に残るものは何もない。
ここ最近ずーっともやもやしている。わかっているし、力不足だしょうがないと諦めている自分がいるのも確かだけれどでもやっぱり、寂しい。私が好きなことで必要とされなかったことが悲しい。片想いですね。
一生振り向いてもらえることはないかもしれないけど、自分なりに精一杯頑張ろうと思います。いつか認めてもらえるように。
過去に出会った大切な人たちに「アイツもがんばってるんだな、自分もがんばろ」って思ってもらえるように。やさしい気持ちでお互いを、遠くから思いやれるように。
はやく大人になりたい。でも、一生このままでいいとも思う。楽しいことはもっと知りたいし、辛いことや苦しいことは早めに知っておきたい。
今日は何かいいことがありそう。